前期
専門書を使用しながら、国際法を学びます。また、実際の国際問題についてディスカッションをすることもあります。
後期
前期に学んだ国際法の知識を応用する機会として、模擬裁判大会の国内・国際大会に出場します。例えば、ジェサップ模擬国際裁判大会では、約半年間かけて、英文の問題事例をメンバー間で議論しながら分析し、原告・被告各30ページ以上の書面を作り、大学間で口頭弁論を行って総合点で競います。全国・世界各国から国際法を学ぶ学生が集まる大会に出場することで、大きな学びを得ることができます。
Third National Exam Preparation Room
国際法研究会という名前の通り、主に国際法を勉強している団体です。国際法の学習や模擬裁判大会への出場を通して、国際法の専門知識はもちろん、論理的思考力、プレゼン力やチームワークなど様々な能力を向上させることができ、公務員試験だけでなく民間企業の就職活動においても活かせる力が身につきます。実際に、団体出身者の中には、公務員(外務省専門職、東京都庁)だけでなく、民間企業(記者、商社)などがおり、様々な進路が開かれています。
主な活動内容は、国際法を学ぶことです。専門書を使用した勉強と模擬裁判大会(Japan cupやJessup)などの応用の場を活用する2本柱の学習で応用力と実践力を身につけます。
専門書を使用しながら、国際法を学びます。また、実際の国際問題についてディスカッションをすることもあります。
前期に学んだ国際法の知識を応用する機会として、模擬裁判大会の国内・国際大会に出場します。例えば、ジェサップ模擬国際裁判大会では、約半年間かけて、英文の問題事例をメンバー間で議論しながら分析し、原告・被告各30ページ以上の書面を作り、大学間で口頭弁論を行って総合点で競います。全国・世界各国から国際法を学ぶ学生が集まる大会に出場することで、大きな学びを得ることができます。
ディスカッションの様子
こんにちは。法学部国際関係法学科23期の園田理緒と申します。私は大学入学前より国際的な舞台で活躍できる職業に憧れを抱いており、学内で国際的なことを学べるサークルを探していました。そのような時に、この第三国家試験準備室(別名:国際法研究会)のポスターを見かけ入部を決意しました。
思い返せば、国際法に興味を持たれた方、国際問題に興味のある方が集い、学年の垣根を超えた第三国家試験準備室での活動で経験したことはこれまでの学生生活の中でも特に得難いものであったと感じております。世界で活躍したいと望んでいる方はぜひ入部されてはいかがでしょうか。同志と切磋琢磨しながら味のある充実した学生生活を送れることと思います。
法学部で国際公法の授業を担当している根岸陽太です。第三国家試験準備室(国際法研究会)の顧問として、学生のみなさんと一緒に学習しています。授業で学ぶ国際法は基本的に知識のインプットになりますが、それを応用する場面は専門演習(ゼミ)などに限られています。国際法研究会に参加する学生は、勉強会や模擬裁判という訓練の場で国際法への理解を磨きながら、日本全国さらには世界の学生と競い合うことで、実践的に学びを深めていくことができます。私自身も模擬裁判で世界大会に出場した経験があり、最新の研究環境に触れていますので、国際法に関する専門的な知識をアドバイスすることができます。みなさんと一緒に学習できるのを楽しみにしています。
昔、「巨人の星」という漫画がありました。主人公が子どもの頃から大リーグ養成ギブスという筋力トレーニングギアをつけ、父親に鍛えられて巨人軍のピッチャーとなる物語です。「星」は、父子の名前で天空に輝く夢を象徴していました。日本経済が急成長の当時、人々は自らを鍛えることによって夢を叶えることができると信じていました。その時から時代は変わりましたが、「夢は持ち続けていれば必ず叶う」ということは、今も真理です。
法学部の卒業生は「つぶしがきく」(比較的に様々な職業に就きやすい)といわれます。身につける知識が広く、さまざまな仕事に適応できるからです。しかし、法曹、公務員(中でも特に難関なもの)、外交官といった仕事に就くには、競争の厳しい試験に合格しなければなりません。このレベルの試験は、日本でトップといわれる大学の学生でも容易に合格できません。努力しても合格者が出ない大学も沢山あります。
幸い、本学法学部の学生は、努力すれば合格できる潜在力を持っています。ただ、少しばかり厳しい学生生活を送って自らを鍛える必要があります。一人でできないことではありませんが、同じ目的を持つ者が集まって鍛えあった方が効果的で長続きします。そういう人たちを支援するために、本学では国家試験準備室を設けています。
そのように聞くと、単なる勉強の会か、と思われるかもしれませんが、このレベルの試験は、大学入試の受験勉強ではなく、研究によって身についた実力が必要です。そのためには自分を根本から変える修行僧のような努力が必要です。それは、金メダルを得るための鍛錬と同じです。青春をかけて「星」を目指すという点で、国家試験準備室の活動は、スポーツクラブの活動と何ら変わりがないのです。
学生の皆さんが夢を実現するために、第二国験・第三国験で友人と切磋琢磨することを法学部も応援しております。