① 深い思考とその豊かな表現を可能とする人材の養成
法律を用いて問題を論じる力を養うことで、深い思考と豊かな表現を可能にします。本コースでは、基本的で重要な法律科目について講義形式の授業に加えて、本コース生のみが受講可能な科目である応用法律学を履修します。応用法律学では、法律の知識をもとに問題を論じる力を養成します。論じるためには、基礎的な知識をもとに深く考えることが必要です。また、論じることは他者にわかりやすく伝える工夫を学ぶ必要があります。これらを通して、本コースでは深い思考と豊かな表現を可能とする人材を養成します。
② 法科大学院への多様な選択肢の提供
法科大学院の入学試験には、①誰しもが受験可能な一般選抜(法律科目について多数の論述試験などが中心となる試験)と、②本コース所属者のみが受験できる特別選抜※4があります。
そこで、本コースに所属していることにより、①だけでなく、②の受験も可能となり、法科大学院へ進学する窓口が大きく広がります。
- ※4 前記②の特別選抜はさらに次の2種に分かれます。まず、(A)一貫型(法学部における成績を中心とする選抜であり、本コースが連携している法科大学院についてのみ受験可能となる試験)。次に、(B)開放型(法律科目の論述試験および学部成績などを中心とした試験によって選抜され、本コースに所属していれば全国の法科大学院を受験することが可能となる試験)です。本コース所属者は3年次に(A)を受験可能で、合格した場合は早期卒業により、大学院に進学できます。また、4年次には(A)(B)のどちらも受験可能になります。