教員紹介

Faculty Members

小出 隼人 准教授

法律学科

高校生へのメッセージ

大学生活は長いようで短いです。どんな失敗をしても大丈夫ですから、学び続ける姿勢をもって、何事にも積極的にチャレンジしてみてください。

小出 隼人
研究分野 民法
研究分野に関する
キーワード
民事法学、寄付、贈与
研究テーマ 寄付の法的構成に関する研究

学び続ける姿勢をもって、
自分のやりたいことに貪欲になってください。

自分と真剣に向き合うこと

2023年4月に着任しました小出隼人と申します。よろしくお願いいたします。簡単に経歴を紹介いたします。出身は宮城県仙台市で、生まれも育ちも仙台です(幼少期少しだけ名古屋)。大学では法学部に入学し、最初は家庭裁判所調査官になりたいと思っていました。ところが、民法をもっと知りたいという知的好奇心が勝り、大学卒業後は大学院に進みました(当時私を親身になって指導してくれたゼミの先生のおかげでもあります)。
博士前期課程では、研究者を目指して研究をしていたのですが、一度心が折れて、民間企業への就職に方向転換しました(ESの作成、面接等の就職試験を一通り経験)。就職活動では金融機関をメインに受験し、運よく地方銀行に就職できました(しかしこの時、研究者を諦めきれない気持ちもどこかにあり…)。
銀行員時代はとても大変でした。「銀行員」に求められる「責任」はとても重く、毎日神経をすり減らして仕事をしていました。また、それと同時にやはり研究者を諦めきれない自分もいて、葛藤する日々でした。そうした中、研究者になるために博士後期課程に入学したいという気持ちが強まり、博士前期課程の時に指導していただいた先生の後押しもあって、銀行を思い切って辞めました(入行してからわずか半年で退職)。
銀行を退職後、大学院受験の勉強をしつつ、ひとり親家庭や生活保護世帯等の小学生〜中学生年代を対象に学習支援や生活相談支援行うNPO法人でアルバイトもしました。このアルバイトは博士後期課程入学後も続けて修了するまで勤務しておりました(ここでの経験も大きな財産です)。

感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって本気で取り組む

博士後期課程入学後は黙々と研究を続けましたが、指導教官の先生の熱心なご指導のおかげもあり無事に修了することができました(また、研究会でお世話になった先生方、大学院の先輩方や後輩たち、家族等の色々な方々にも支えられて今があります)。以上が簡単な経歴の紹介です。
最後に一言申し上げますと、大学では勉強を一生懸命してほしいですが、大学生活の4年間をどのように過ごすかは基本自由だと思います(この自由をどう使うかは皆さん次第)。そうした中で、真剣に自分と向き合って本気で何かに取り組んだり、好きなことに夢中になれるような大学生活を送ってほしいです。