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2023/04/06(木)

VisMoot日本大会で、日本語の部・英語の部でダブル準優勝しました

 法学部学生で結成している、私たちSeinan VisMootは、2023年2月23日に同志社大学にて、3年ぶりに対面で開催されたVisMoot日本大会(Pre-Moot Japan)に参加し、日本語の部、英語の部の両部門で準優勝を果たしました。また、日本語の部では本学法律学科3年の内田雄也さんが最優秀弁論者賞を受賞しました。

 VisMootとは、世界中の約400校の法学部生・法科大学院生が参加する模擬国際商事仲裁大会で、2国間以上にまたがる売買から生じる架空の紛争に関して、売主・買主それぞれの弁護士に扮して、仲裁人の前で法律を武器に戦います。メイン大会はウィーン、香港で行われ、日本大会は世界各地で行われるプレ大会の1つとして開催されます。また、日本大会では、日本語の部・英語の部に分かれて実施されます。

 2022年度のSeinan VisMootには、本学法学部1年生から4年生まで15名が所属しています。コーチの絹川恭久弁護士、本学法学部の釜谷真史先生、多田望先生のご指導のもと、週1回の定期会合を軸に活動しています。

 今年から対面での活動を再開しました。それにより、立論時のスタイルを意識して練習をすることができ、また、メンバー同士で直接顔を合わせる機会が多くあったことで、お互いの不安や心配事をよりスムーズに解消できるようになりました。それに加え、オンラインでの活動も継続しました。学外弁護士の先生方からのご指導を受けたり、国内外の大学と練習試合をしたりと、活動の幅を広げることができたことはもちろん、対面活動で生じた小さな疑問をオンラインで話し合うといった細やかな活動も可能となりました。他大学に比べメンバー数の多いSeinan VisMootにとっては、ハイブリッドの活動は意義が大きいと感じています。4月からの活動は試行錯誤の毎日でしたが、日本語の部、英語の部とともに準優勝することができたことを、メンバー一同嬉しく思っています。

 Seinan VisMootは創設から6年経ちました。7年目を迎えるにあたり、日本大会だけでなく世界大会でも勝てるチームになりたいと、全体の方針を模索しています。決して簡単なことではありませんが、世界中の大学との差に向き合い、どうすればその差を埋められるのか真剣に考え、世界大会予選(General Round)突破に向けてより一層力を入れて活動を行います。これからもSeinan VisMoot一同、力を合わせて活動に勤しみますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。

大会結果

【日本語の部】(9チーム参加)

1位 同志社大学
2位 西南学院大学
小山 大護(国際関係法学科1年)、松岡 亜門(国際関係法学科2年)
内田 雄也(法律学科3年)、角田 涼香(国際関係法学科3年)、
3位 北海道大学
最優秀弁論者賞  内田 雄也(西南学院大学 法学部法律学科3年)

【英語の部】(8チーム参加)

1位 名古屋大学
2位 西南学院大学
日高 育穂(国際関係法学科1年)、荒木 優葵子(国際関係法学科2年)、
﨑尾 美結(法律学科3年)、尾崎 央虎(国際関係法学科3年)
3位 関西学院大学
最優秀弁論者賞  名古屋大学学生

試合の様子
英語の部
日本語の部
最優秀弁論者賞を受賞した内田さん
Seinan VisMoot2022メンバー
2022年度Seinan VisMootリーダー
尾崎 央虎(国際関係法学科3年)
角田 涼香(同3年)
荒木 優葵子(同2年)
日高 育穂(同1年)
*学年は日本大会(2023年2月23日)時点のもの