西南学院大学博物館が所蔵する資料の検索システム
日本キリスト教史関連資料、キリスト教文化関連資料、関谷定夫コレクション、松澤氏収集文書が検索できます。
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“実践教育の場”の提供と”大学博物館連携の核”を目指す
大学博物館では2011年度学内GPに申請した「大学博物館における高度専門学芸員養成事業―日中韓の大学博物館調査―」(取組責任者:高倉洋彰、取組担当者:安高啓明)が採択され、2012年度までの実績として100を超える大学博館を院生を帯同して調査してきた。これらの大学が、学芸員養成にどのように大学博物館を活用しているのかについて実態調査をおこなうとともに、大学博物館の展示・教育活動の現状調査をおこなった。
これらの成果として、大学博物館同士が連携した共同特別展を開催し、日本国内はもとより、中国・韓国の大学博物館を含めた調査・研究・教育面での連携・協働の核となる取り組みを展開していく。また、特別展の開催はもとより、研究紀要や報告書等によりその成果を発表していく予定である。
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“大学と博物館の架け橋となる大学博物館”を目指す
大学博物館では2012年度教育IPに申請した「実践力のある博物館職業人の育成事業」(取組責任者:高倉洋彰、取組担当者:安高啓明)の採択を受けて、地方公共団体や財団、民間が運営する博物館・美術館を訪れ、各博物館が大学・大学博物館に望む学芸員養成のあり方を調査している。大学と現場のギャップを把握することとともに、これを解消するように、独自のプログラムを策定し養成に取り入れていく。また、最近の博物館の展示手法や教育プログラムなども調査し、本学博物館に反映できるものについては取り入れる仕組み作りをおこなっていく。
この調査の成果として、大学博物館の使命でもある”地域貢献”を視野にいれて、学生・院生主導の教育プログラムを九州各地で展開していく予定である。現在おこなっているこどもワークショップを進化させ、受け入れ側の意見を取り入れたプログラムとなるよう指導していく。
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