会場:西南学院大学博物館1階廊下、2階講堂
会期:2016年8月17日(水)~2016年10月31日(月)
入館料:無料
本展示では、「信仰」に焦点を当てて、長い年月のなかで築き上げられた「技」に より制作された博多織と博多人形をご紹介します。伝統工芸品のなかに取り入れられ たさまざまな「信仰」の展示を通して、「信仰」が私たちの生活に浸透していること や、制作に込められた思いを感じられる展示となっております。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年8月17日(水)~2016年11月21日(月)
入館料:無料
本展示では約120日間続いた島原・天草一揆が当時の人々に与えた衝撃や 戦闘の様子がうかがえる資料の紹介とともに、戦場における人々の思いや 息遣いを感じていただければ幸いです。
会場:國學院大學博物館
会期:2016年7月25日(月)~11月3日
入館料:無料
キリスト教の伝播を防止するために作られた人工の島である出島は、「鎖国」時代において、 ヨーロッパでは日本を象徴するもののひとつとして、また日本においては異国文化を象徴する もののひとつとして描かれました。本企画展では、さまざまな時期にヨーロッパで出版された 出島の図と、そこで生活するオランダ商館員を描いた絵巻を紹介します。
会場:南島原市原城図書館
会期:2016年7月11日(月)~10月末日
入館料:無料
江戸時代、ヨーロッパのなかでは、オランダのみが日本への来航(らいこう)を許されましたので、 日本に関する情報はオランダ商館員を通じて持ち帰られました。しかし、オランダ商館員も 自由に日本を見て回ることはできなかったので、情報は限定されていました。人々のなかには、 日本や日本人について調査し、本として出版した者たちもいました。彼らが興味を持ったこと のひとつに、日本人が生まれてから死ぬまでの通過儀礼があります。通過儀礼には、その国、 あるいはその地域の身分制度や死生観、文化などさまざまな要素が含まれており、日本とは どのような国か、日本人とはどのような人々か、ということを知るうえで重要だと考えたの ではないでしょうか。そして同時に、現代の私たちにとっても、当時の人々の生活を垣間見る ことができるテーマです。そこで、今回は江戸時代にヨーロッパに持ち帰られた「日本人の一生」 を展示します。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室、2階講堂
会期:2016年6月10日(金)~8月7日(日) ※8月7日除く日曜日休館
入館料:無料
2016年に開館10周年を迎えた西南学院大学博物館が、これまでの10年で収集した キリスト教文化に関する数々の資料を、初めてのコレクション展として公開します。
第19回特別展関連公開講演会日時 2016(平成28)年7月2日(土) 14:00~15:30
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 吉田 稔氏(株式会社 一粒社ヴォーリズ建築事務所 執行役員)
演目 「西南学院旧本館・講堂の改修について」
※事前予約不要。入場料無料。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年5月2日(月)~2016年7月30日(土)
入館料:無料
本シリーズでは、戦国時代の有馬の様子や、キリスト教の布教と弾圧など、 南島原市の歴史を象徴する二つの城である日野江城と原城から出土した 瓦を展示します。 今回はそのような発掘資料の中でも、他の地域での出土例が少ない、 特徴的な瓦を紹介しています。 ~展示ラインナップ~※すべて南島原市所蔵 ①金箔瓦(複製) ②花十字紋瓦 ③飾り瓦
会場:國學院大學博物館
会期:2016年4月24日(日)~2016年7月23日(土)
入館料:無料
キリスト教世界で祈りを捧げるために製作された板絵をICON(イコン)と呼 びます。神の姿が刻印されていると考えられたイコンは、崇敬の対象でした。 キリスト教が各地に伝搬していく過程で、地域ごとに特色あるイコンが製作 されました。本展示では、当館が所蔵する様々な地域のイコンをみることで 普及の様子と地域ごとの違いを紹介いたします
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年5月26日(木)~2016年9月27日(火)
入館料:無料
日本独自の山岳宗教である修験道に焦点を当てています。古来、水源やランドマークとして の山に対する信仰は、山麓信仰に止まっていましたが、8世紀頃から山頂祭祀が認められ、10世紀 になると、峰々を巡る山岳練行が各地の霊山で始まり、11世紀ごろに修験道の独自性が確立します。 本展示では奈良県金峯山や福岡の山岳宗教と所縁の深い脊振山の経塚の出土遺物を紹介しております。
会場:南島原市原城図書館
会期:2016年3月25日(金)~6月25日(土)(延長あり)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
入館料:無料
1635年、江戸幕府3代将軍徳川家光の政策により、中国船が来航できる港
が、長崎の一港に限られました。
当初、中国からやってくる商人たちは出島に閉じ込められたオランダ商館員
とは異なり、長崎市中への滞在が許可されていました。しかし、来日する商人
の数は年間数千人にも及びましたので、市中を自由に遊歩できる状態では、
密貿易などの取り締まりを行うことが困難でした。そこで幕府は1689年に唐人
屋敷を建設し、以降中国の人々の居住を限定していきました。
今回の企画展では、「海外への窓口 KYUSHU・NAGASAKI」シリーズの
第2弾として、江戸時代に来日した中国の人々や、日本で紹介された中国文化
について注目します
会場:天草キリシタン館((詳細はこちら)
会期:2016年3月25日(金)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
入館料:無料
ハヌキヤ・ランプとはハヌカという祝祭に用いられる祭具のことです。 ユダヤ教には月々にさまざまな祝祭があり、ハヌカはその代表的なもの のひとつです。ハヌカは、紀元前165年におこった戦争に勝利し、神殿の 奪還・奉納を祝い記念する祭りです。その祭りで用いられるハヌキヤ・ ランプは、美術工芸品と称されるユダヤの祭具のなかでも、多様なデザ イン性をもち、美しく祈りの空間を灯すものです。
会場:西南学院大学博物館1階廊下
会期:2016年2月15日(月)~2016年5月25日(水)
入館料:無料
菅原道真公は「天神さま」とも称され、学問の神様として 親しまれています。天神さまの姿は絵の描かれるとともに、 全国各地で民具として天神人形が作られ、姿・材質も様々です。 そのような天神人形を神道史学者の宮地直一氏旧蔵資料の中から紹介しています。
会場:西南学院大学博物館1階常設展示室
会期:2016年1月27日(水)~2016年4月30日(土)
入館料:無料
戦国時代の有馬の様子や、キリスト教の布教と弾圧など、 南島原市の歴史を象徴する二つの城である 日野江城と原城から出土した瓦を展示しております。 鳥衾瓦、軒丸瓦、軒平瓦などといった様々な瓦が出土しており、 江戸時代に廃城となった両城の建物や建築技術などを垣間見ることができます。 ~展示ラインナップ~ ①日野江城跡出土瓦(所蔵:南島原市) ②原城跡出土瓦(所蔵;南島原市) ③肥前島原記(所蔵:西南学院大学博物館)
会場:南島原市原城図書館
会期:2015年12月2日(水)~2016年3月24日(木)
※2016年2月9日(火)~16日(水)は蔵書点検のため休館いたします。
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
「鎖国」政策下、長崎はヨーロッパや中国に向けて開かれた 唯一の場所となり、異国の珍しいものや新しい知識を求めて、多くの人が 長崎を訪れました。本展覧会では、異文化交流の中心地である長崎に焦点をあて、 江戸時代に刊行された長崎に関する本を展示しています。
会場:熊本県天草市天草キリシタン館(HPはこちら)
会期:2015年11月30日(月)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
シナゴーグ-ユダヤの祈りと祭具
シナゴーグはキリスト教の母体であるユダヤ教の教会堂です。ユダヤの ひとびとが集まり、祈りを捧げる場であるシナゴーグには、美術工芸品 (JUDAICA)と呼ばれる祭具が置かれています。それらはユダヤ教の 儀式に用いられる祭具としての機能とともに、空間を彩る装飾ともなっ ています。本企画展で展示するのは、シナゴーグやユダヤ人家庭の入り 口に取り付けられる羊皮紙の巻物メズーザーを入れる容器です。『申命 記』のなかで、モーセが命じることを「あなたの家の戸口の柱にも戸にも 書き記しなさい」と指示したことに由来する習慣です。皮紙を丸く巻くか 折って小さい窓の開いた筒に入れて戸口に取り付けました。ケースには全 能者シャダイの文字や、その最初の文字がみられます。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室・2階講堂
会期:【前期】2015年11月7日(土)~11月21日(土) 【後期】2015年11月24日(火)~12月12日(土)
入館料:無料
公開講演会:2015年12月5日(土)14:00~15:30詳細はコチラ
16世紀後半、フランシスコ・ザビエルが日本に来航して以来、日本では 西欧文化の影響を受けた南蛮文化が花開きました。本展覧会では、この ような南蛮文化を美術史的視点から紹介いたします。 また、今回は前期・後期で展示品の一部入れ替えを行います。対象は大 分県津久見市所蔵の漆工芸品です。安土桃山時代から江戸時代初期にか けて制作された貴重な資料ですので、皆様ぜひ前後期ともご来館ください。
日時 2015(平成27)年12月5日(土) 14:00~15:30
場所 西南学院大学博物館2F
講師 内島 美奈子氏(本学博物館学芸員)「南蛮―NAMBAN―昇華した芸術」
川端 憲子氏(九州国立博物館主任研究員)「江戸時代の輸出漆器」
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年10月9日(金)~2016年1月22日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2015年3月より長崎県南島原市と協定を結んでいます。 今回の展示は通算3度目となるサテライト展示です。このたび設置した展示ブ ースでは日野江城・原城より出土した資料から、南島原における海外交流や、 それに伴う異文化の受容・対立の歴史を紹介しています。 貴重な資料をぜひ当館にてご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年4月25日(土)~11月7日(土)会期延長しました
入館料:無料
國學院大學博物館が所蔵する服部和彦氏寄贈コレクションの中でも 特に希少な魔鏡5点を一同に会し、展示しております。 鏡面から放たれる阿弥陀仏の幻想的な画像や名号は圧巻です。
日時 2015(平成27)年9月26日(土)、14:00~15:30
場所 原城オアシスセンター
入場料 無料(事前申し込み要、当日参加も可能)
講師 大石 一久氏(前長崎歴史文化博物館研究グループリーダー)
題目 異文化の記憶―海外交流史に見る南島原とキリシタン
講師は安高啓明氏(熊本大学文学部准教授)を予定しておりましたが、大石一久氏に講演していただくことになりました。 申し込み・問い合わせ 南島原市教育委員会生涯学習課 TEL:050-3381-5082
会場:國學院大學博物館
会期:2015年9月5日(土)~12月25日(土)
入館料:無料
キリスト教が禁止された江戸時代では人々の宗教を調査する宗門改、 人口調査である人別改を行っていました。これらの記録である宗門人 別改台帳には地域性があり、当時の地域社会の様子を垣間見える展示 となっております。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年8月29日(土)~9月18日(土)
入館料:無料
当館では8月19日(水)から29日(土)にかけて、5名の学生を受け入 れ実習を行いました。本展覧会は実習の集大成として、実習生自ら企 画・展示をしております。 展示品をよく見ると、そこにたくさんの動物が描かれていることに驚 かれると思います。それらはいったい何を表しているのでしょうか。 解説シートは大人用と子ども用の二種類用意するなど、子どもから大 人まで楽しみながら学べる展示になっております。皆様、ぜひお越し ください。
会場:熊本県天草市天草キリシタン館(HPはこちら)
会期:2015年8月29日(土)~
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
キリスト教の母体であるユダヤ教には、聖書に由来する様々な儀式が あります。そのなかでも最も重要な儀式のひとつは、毎週巡ってくる 聖なる安息日です。安息日には一切の労働が禁じられますが、それは 「安息日にはどんな仕事もしてはならない」(『出エジプト記』20:10) の記述に由来します。安息日には、ユダヤ教の教会堂シナゴーグで祈 りを捧げ、家庭で聖なる安息日を祝います。 その儀式の場で用いられる祭具は美しく飾られ、美術工芸品(JUDAICA) と称されています。本展示では、安息日に使用される祭具を紹介し、 その美しさを感じていただければと思います。
会場:(南島原市)有馬キリシタン遺産記念館(メイン会場)・原城図書館(関連展示会場)
会期:2015年8月28日(金)~10月7日(水)
入館料:無料
本展覧会では、南島原市所蔵の日野江城跡・原城跡関係資料とともに、 西南学院大学博物館の所蔵する中世~近世におけるキリスト教関係資料 や、アジア・西欧と日本との交流を示す資料を展示いたします。資料を 通して、日本と西欧世界との出会い・受容と対立・交流などの視点から 南島原の歴史を眺め、日野江城跡・原城とその周辺の時代を浮かび上が らせていきます。この機会にぜひ、ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階廊下、2階講堂
会期:2015年8月5日(木)~10月30日(金)
入館料:無料
本企画展では、西南学院大学博物館の所蔵する資料と九州大学附属図書 館のパネル資料の展示により、鎖国政策下におかれた当時の日本が、異国 人をどのようにイメージしていたのか、その一側面をご紹介いたします。 各国の異国人を紹介する絵巻には、その国の紹介文が書かれており、翻刻 文を読みながら、実際にどのような紹介がなされていたのかもご紹介して おります。
会場:西南学院大学博物館1階特別展室・2階講堂
会期:【西南学院大学】2015年6月12日(金)~8月4日(火) 【東北学院大学】2015年6月12日(金)~8月6日(木)
入館料:無料
本展覧会は通算5度目の大学博物館共同企画シリーズとなります。 今回は、東北学院大学博物館と資料を交換展示、同時開催をしており、 魔境をはじめとする当館の資料は東北学院大学博物館にて展示されてい ます。 当館では、東日本大震災にて被災した文化財レスキューの活動成果をは じめ、伝統工芸である雄勝硯などスレート産業、東北学院大学内にある 宣教師館「デフォレスト館」を中心に展示をしております。さらに、東 北学院大学博物館が所蔵する「墨書人面土器」や「おしらさま」など、 貴重な資料がはるばる仙台からやってきました。 滅多にない機会ですので、是非ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年3月25日(水)~7月3日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2015年3月より長崎県南島原市と協定を結んでいます。 今後は協定にもとづいて、定期的に南島原市の所蔵資料を紹介していく予定 です。 このたび設置した展示ブースでは、島原・天草一揆の最終舞台となった 原城にて出土された資料を貸借し、出展しています。激戦が繰り広げら れた原城には、戦闘の痕跡やキリシタン信仰遺物などが多数発掘されて おり、当時の実態を紹介できる貴重な資料が並んでいます。 この機会にぜひ、ご覧ください。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年2月14日(土)~4月24日(金)
入館料:無料
西南学院大学博物館は、2014年7月より國學院大學博物館と協定を結んでいます。 当館では、協定にもとづいて、定期的に國學院大學博物館の所蔵資料を紹介して いく予定です。 今回設置した展示ブースでは、縄文時代の九州における生業関係資料を貸借し、 紹介しています。土器だけではなく、動物の骨や貝殻(動物遺存体)なども展示して おり、当時の狩猟生活を身近に感じ取ることができる構成となっています。 当館とは異なった視点から収集・展示された資料の数々を、この機会にぜひ、ご覧 ください。
会場:國學院大學博物館
会期:2015年4月20日(月)~9月4日(金)
入館料:無料
國學院大學博物館にて、西南学院大学博物館の展示ブースが設置されました。 西南学院大学博物館が所蔵する豊富なユダヤ関係資料のなかから、 イスラエルを中心にした古代ランプ、祭具であった燭台など11点を出品。 古代から現代にいたる“ともし火の系譜”を辿りながら、 ユダヤの歴史や文化を感じて頂けたらと思います。
会場:西南学院大学博物館1階
会期:2015年4月25日(土)~9月25日(金)
入館料:無料
國學院大學博物館が所蔵する服部和彦氏寄贈コレクションの中でも 特に希少な魔鏡5点を一同に会し、展示しております。 鏡面から放たれる阿弥陀仏の幻想的な画像や名号は圧巻です。
会期:2014.11.7(金)~2015.1.17(土)
ジュダイカとは、ユダヤ教の祭具等を含む文物一般のことです。 ユダヤ教を信仰するひとびとにとって、祭祀と生活は密接な関係が あり、多くのジュダイカが生まれました。キリスト教の源流であるユ ダヤ教には長い歴史があります。その歴史のなかで、かつて祖国を 失い、世界中に離散したユダヤのひとびとは、信仰を拠りどころに 文化を創出し、さらにはアイデンティティを保ってきました。そのこと は、地域や時代によって、それぞれの特色を持つ、多様な“かたち” を生み出しました。
日時 2014(平成26)年12月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 内島 美奈子氏(本学博物館学芸研究員)ジュダイカ・コレクションⅢ「祈りの継承」-ユダヤの信仰と美術
小林 洋一氏(本学名誉教授)「ヘブライ語聖書「詩編」にみる信仰と祈り」
大学博物館共同企画シリーズⅣ 学内GP成果展
会期:2014.6.16(月)~8.30(土)
大航海時代の訪れは、島国日本に新たな局面をもたらしました。それはこれまでにない文化的 萌芽としてあらわれ、特に鉄砲とキリスト教伝来は、日本がダイナミックな世界史の舞台にたっ た瞬間でした。“海路”を通じてもたらされた新しい文物や思想は、着実に日本に浸透し、受け入 れられました。これは、各地で特色のある様々な“かたち”としてあらわれていきました。
日時 2014(平成26)年7月26日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「海路-海港都市の発展とキリスト教受容のかたち-」
渡辺 一雄氏(梅光学院大学文学部長・博物館長)「海峡・港町の2000年-文化遺産でたどる下関(赤間関)の歴史」
日時 2014(平成26)年10月18日(土) 14:30~16:00
場所 梅光学院大学図書館ホール
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「九州・山口におけるキリスト教史」
ミュージアムセッションⅠ「持続する“連携”のあり方」
日時 2014(平成26)年7月5日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2階講堂
【1部】事例紹介
司会 内島 美奈子(本学学芸研究員)
講師 安高 啓明氏(本学博物館学芸員)
佐藤 睦子氏(梅光学院大学博物館学芸員)
松本 博幸氏(天草市観光文化課文化振興係学芸員)
梶谷 東輝氏(船の科学館学芸員)
【2部】総合討論
総合司会 安高 啓明(本学博物館学芸員)
企画展
会期:2014.9.3(水)~10.30(木)
ドイツ人医師のフィリップ=フランツ=フォン=シーボルト(1796-1866)は、長崎出島の商館医員に
任命され、1823(文政6)年に来日しました。彼は日本の総合的科学的調査も行い、その調査・研究
の成果は主著『NIPPON』で紹介されることになります。
『NIPPON』には、日本の宗教として見なされた神道・仏教・儒教についての言及があります。キリ
スト教国から来たシーボルトは、禁教政策を採っていた日本の宗教について、どのような印象を
抱き、記録したのでしょうか。
本企画展では、『NIPPON』における宗教に関する記述・挿絵をもとに、シーボルトのみた日本宗教
のすがたを明らかにしていきます。
企画展
会期:2013.12.23(月)~2014.5.30(金)
西南学院は2016年に創立100周年を迎えます。
本企画展は、過去の記録写真を紐解くことで、
西南学院が歩んできた業績を紹介していくものです。
会場:南島原市原城図書館 (HPはこちら)
会期:2014年8月6日(水)~11月27日(木)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
産官学連携事業として、天草キリシタン館に続き、南島原市原城図書館に展示ブースを設けて
当館の資料と南島原市の資料を展示しています。
今後、展示変えも予定しております。皆さま、ぜひ南島原市へお越し下さいませ。
会場:天草市立天草キリシタン館 (HPはこちら)
協力:(株)ツカサ創研・(株)インテックス
現在、博物館を取り巻く状況は年々厳しくなっています。予算・人員削減にともなう学芸員
の業務の多様化、他方で、入館者数の増加や利益追求まで要望されるようになってきていま
す。そのような中で、博物館が本来あるべき姿で協力できないか、そして単に大学と地域博
物館の連携ではなく、博物館産業を巻き込んだより良い事業にできないかという企図の下、
本事業は企画されました。
これまで本学博物館では特別展として地域博物館や大学博物館と連携事業をおこなってきま
したが、常設ブースを設けた、しかも産業・官業を巻き込んだ企画ははじめてとなります。
※本事業は本学博物館が採択された学内GP「大学博物館における高度専門学芸員養成事業」
(2011年~)と教育IP「実践力のある博物館職業人育成事業」(2012年~)の成果の一部とな
ります。
大学博物館共同企画シリーズⅢ 学内GP成果展
―受容と展開、そして教育―
会期:2013.11.1(金)~12.21(土)
日本人は心の拠り所を“祈り”で表現する。
日本人の信仰の源流にはなにがあったのか。今日に至るまでにどのような転機があったのか。
祈りの変遷をたどるとともに、近代教育の姿にも迫っていく。
本展覧会は大学博物館共同企画であるとともに、2011年度に西南学院大学博物館が採択された
学内GP「大学博物館における高度専門学芸員養成事業」の成果の一部である。
日時 2013(平成25)年12月7日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「日本宗教の源流とキリスト教」
深澤 太郎氏(國學院大學助教)「神道の成立と外来文化」
日時 2014(平成26)年1月24日(金) 15:30~16:30
場所 國學院大學博物館
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)ミュージアム・トーク
日時 2014(平成26)年1月25日(土) 13:30~15:00
場所 國學院大學博物館
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「日本宗教史のなかのキリスト教―伝来から近代教育まで」
西南学院大学博物館地域連携事業
会期:2013.8.6(火)~9.8(日)
会場:松浦史料博物館展示室
西南学院大学博物館地域連携事業の実施について
西南学院大学博物館では、地域との連携・協働を進めております。
この度、特別展「日本キリスト教史の展開」を平戸市の公益財団法人松浦史料博物館で開催
しております(会期:8月6日~9月8日)。本展覧会は本学博物館がこれまで収集してきた資料
をもとに日本キリスト教史の変遷について紹介するものです。
本学博物館の活動はもとより西南学院の取り組みを学外に広く紹介する機会になる展覧会です。
なお、本事業は船の科学館・海と船の博物館の支援を受けて開催し、大学博物館が採択された
教育IPの成果の一部です。
九州のキリスト教シリーズⅣ
―投影された大航海時代とその果てに―
会期:2013.6.8(土)~8.3(土)
海外交流を通じていち早く繁栄していた港市平戸。
平戸松浦家伝来の名宝からは異国への想いがめぐらされる。
異国趣味と禁教の狭間で揺れる松浦家と平戸に残されたものとは…
特別展関連公開講演会
日時 2013(平成25)年7月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「平戸藩の禁教政策」
久家 孝史氏(公益財団法人 松浦史料博物館学芸員)「平戸松浦家の歴史と伝来する資料」
秋期特別展
―今日に甦る祈りとさけび―
会期:2012.10.19(金)~12.15(土)
キリシタン時代の光と影。
日々挙げられている発掘成果によってその姿が明らかになってきている。
いままさにキリシタンたちが信仰していた真実がここに集結する。
日時 2012(平成24)年11月17日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「キリシタン考古学の世界」
大石 一久氏(長崎歴史文化博物館研究グループリーダー)「日本におけるキリシタン墓碑の様相―とくに墓碑の編年と分布について」
松本 慎二氏(南島原市教育委員会文化財課課長)「原城出土のキリシタン資料」
大学博物館共同企画シリーズⅡ
―鎖国のなかの日本―
会期:2012.6.2(土)~8.4(土)
閉ざされた島”日本”。
近世日本の鎖国というイメージは私たちに閉塞感を与える。
しかし、そこには開かれた海を介して躍動した姿があった。
西南学院大学博物館と神戸大学海事博物館が所蔵する資料から近世日本の実像に迫る。
日時 2012(平成24)年7月14日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「鎖国のなかの近世日本」
野村 昌孝氏(神戸大学准教授・神戸大学海事博物館専門員)「神戸大学海事博物館コレクション紹介~海路図を中心にして~」
大学博物館共同企画シリーズⅠ
―東西聖像画の世界―
会期:2011.11.2(水)~12.10(土)
大学博物館の“collaboration(コラボレーション)”
大学の“知の拠点”といわれる大学博物館。西南学院大学と玉川大学が有する
大学博物館同士が連携し、それぞれが所属する貴重な資料を一般公開。
イコン(ICON)にこめられた想いにはなにがあったのか……信仰・礼拝・慣習
いままさに目の前にあらわれた聖像画の神秘に迫る。
日時 2011(平成23)11月5日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「大学博物館の役割と西南学院大学のイコン」
柿崎 博孝氏(玉川大学教育博物館教授)「イコンの美と魅力―玉川大学のコレクションから―」
開館五周年記念特別展
―祈りの原点とキリシタン文化―
会期:2011.6.6(月)~7.13(水)
四方を海に囲まれた天草島では、「海と船」が、島民の暮らしを支えていた。
すでに中世の頃から中国をはじめとするアジア諸国との物流があった。
やがてアルメイダ神父によって、もたらされた新しいキリスト教文化は、
島民たちの生活に変化をもたらす。
しかし、その後幕府の宗教政策の影響から、
時代は「島原・天草の乱」、そして弾圧へと流れていった…
日時 2011(平成23)年6月18日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「海流に魅せられた島 天草」
中山 圭氏(天草市教育委員会学芸員)「海の領主天草五人衆と関連遺跡出土陶磁器」
松本 博幸氏(天草市立天草キリシタン館学芸員)「天草とキリスト教」
開館五周年記念特別展
―東西信仰の諸相―
会期:2010.11.2~12.11
海路を通じてもたらされたキリスト教。
伝来から繁栄、厳しい弾圧と250年もの潜伏―
そして奇跡の復活というキリスト教布教の歴史。
いま実像に迫るキリスト教信仰の世界。
日時 2010(平成22)年11月6日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 清水 紘一氏(中央大学文学部元教授・中央大学人文科学研究所客員研究員)
「博多と秀吉の天正禁教令をめぐって」
九州のキリスト教シリーズⅡ
―大分に残るキリシタン文化―
会期:2010.5.27~7.3
日本が初めて出逢った南蛮文化。
見たこともない舶来品は、人々の目にどう映ったのか。
聞いたこともない教えは、その土地に何を残したのか。
今、当時の南蛮が根付いた大分を紐解く。
日時 2010(平成22)年6月26日(土) 第1部/14:00~14:30 第2部/14:30~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「大分に残る南蛮文化」
第2部/五野井 隆史氏(東京大学名誉教授)「豊後キリシタンの盛衰」
ジュダイカ・コレクションⅡ
―ユダヤの生活と儀礼―
会期:2009.11.10(火)~2010.1.16(土)
キリスト教の源流であるユダヤ教。しかし、我々日本人にとって、ユダヤ教は決して
馴染みが深いものとはいえません。ましてや、ユダヤ人の生活や習慣に触れる機会と
いうのは、極めて少ないのが現状です。
今回もジュダイカ・コレクションの所蔵者である西南学院大学名誉教授の関谷定夫氏
のご協力を得て、ユダヤ人の生活をテーマとした展覧会を開催することになりました。
本展覧会は、ユダヤ人の生活の営みにスポットをあてて紹介するものです。
日時 2009(平成21)年11月21日(土) 15:30~17:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 大津 忠彦氏(筑紫女学園大学)「古代オリエント史におけるユダヤ」
九州のキリスト教シリーズⅠ
―島原・天草の乱と天草四郎―
会期:2009.6.20(土)~7.31(金)
時の流れに埋没する
ひたむきな祈りに耳を澄ませば
彼方から聴こえる
賛美歌のうたごえ…
日時 2009(平成21)6月27日(土) 第1部/14:00~14:30 第2部/14:30~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/安髙 啓明氏(本学博物館学芸員)「島原・天草の乱前後の江戸幕府禁教政策」
第2部/大橋 幸泰氏(早稲田大学教育・総合科学学術員准教授)「近世人の島原天草一揆認識」
2008年秋季特別展
―境界は出会いの場―
会期:2008.10.27(月)~12.13(土)
もたらす側と受ける側が出逢う境界は、あるときには地理的な境目、またあ
るときには歴史的な境目となります。もたらされたキリスト教に対して、そ
れを受ける側にはいずれの時代や場所にしても全面的・好意的な受容は決し
て多くなく、武力的抵抗・布教者や信者に対する迫害といった強い拒絶や、
教義の変形的な理解・在来宗教との混交といった緩やかながらも元のかたち
からの異化反応がしばしば起きます。それこそが繰り返されてきたさまざま
な歴史のダイナミズムなのです。
日時 2008(平成20)年11月15日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 中尾 智路氏(福岡アジア美術館学芸員)「フィリピンの聖なる像サント」
第三回特別展
―ウィリアム・メレル・ヴォーリズと西南学院―
会期:2008.5.12(月)~7.5(土)
西南学院大学博物館は長く西南学院本館として利用されていました。
これを生み出したのがウィリアム・メレル・ヴォーリズです。
彼は学生時代に参加した海外伝道学生奉仕団世界大会において伝道団
員に志願したことを契機に来日し、独学で建築家としての道を歩み出
します。そこで数々の作品を生み出すとともに、メンソーレタムで有
名な近江兄弟社を創設するなど、多彩な能力を発揮します。本展覧会
は神からの使命の実現として、建築設計に取り組みヴォーリズに注目
した切り口となっています。
日時 2008(平成20)6月21日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 山形 政昭氏(大阪芸術大学教授)【生き続ける建物 ― ヴォーリズ建築の100年」
ジュダイカ・コレクションⅠ
―ユダヤの信仰と祭―
会期:2007.10.29(月)~12.15(土)
キリスト教の淵源をたどればユダヤ教にいたります。西南学院大学博物館は
キリスト教文化に関する展示と研究を課題としていますが、国内の博物館に
は珍しい多くのユダヤ教に関する資料を展示しており、特色の一つとして注
目されています。このようなユダヤ教への関心には、本学の関谷定夫名誉教
授のユダヤおよびユダヤ教に関する御学問にに啓発されたものがあります。
本展覧会は関谷教授のジュダイカ・コレクションを展示しています。この関
谷コレクションは、ユダヤの人々の社会や生活、思想を理解し、キリスト教
とユダヤ教を比較検討する助けとなるでしょう。
日時 2007(平成19)年11月17日(土) 14:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 市川 裕氏(東京大学教授)「儀礼に込められたユダヤの祈り」
開館一周年記念特別展
―生月島におけるキリスト教の受容と変容―
会期:2007.5.14~6.30
1600年代中ごろからキリシタン御札の撤廃ごろまでの200年余は、
江戸幕府の厳しいキリスト教禁教政策と厳罰の実施によって、キ
リシタン信仰は根絶したと考えられていました。ところがこの間
も、キリスト教を信じる人びとは、表面的には神棚を敬い仏壇で
先祖を崇めながら、密かにキリスト教の信仰を守っていました。
長崎県平戸市の生月島は、かくれキリシタン信仰の島として知ら
れています。今回の特別展は、彼らかくれキリシタン信仰を続け
た信者の苦悩と知恵を示す多数の資料を展示しています。
日時 2007(平成19)年6月2日(土) 13:00~16:00
場所 西南学院大学博物館2F
講師 第1部/中園 成生氏(平戸市生月町博物館・島の館学芸員)「生月島のかくれキリシタン信仰」
第2部/「オラショの実演」 土肥栄氏、川崎雅市氏、大石義孝氏、山本善則氏、谷本雅嗣氏